私は、更年期障害の治療としてプラセンタ注射を保険適用で定期的にうけています。
プラセンタ注射は美容目的で打つものと思っていたので、更年期障害の治療として保険適用されることを知りませんでした。
このブログの記事の内容は、プラセンタ注射を更年期障害の治療として受けると決めた一個人の体験として書いてます。
同じように悩まれてる方の参考になれば幸いです。
更年期障害として保険適用される年齢って?
美容目的の場合はもちろん保険適用はされないので、更年期障害と診断される年齢の範囲内ということになります。
一般に、更年期障害は「閉経前後10年」とあるようですがそもそも閉経の年齢も人によって違いますよね?
閉経の平均が50才くらいらしく、45~55才を一般に更年期とするそうです。
私の通っているクリニックの先生からは「更年期障害としての保険適用なので、あまりに更年期と認定できない年齢になったらできませんよ。」と言われましたが、明確に「〇才まで」とされてません。
50代も半ばとなりましたがまだ適用されております。
いつ「はい、もうダメですよ」と言われるのかなぁ・・と思いながら通ってます(^^;
ちなみに、自費なら何歳まででも大丈夫ですけどね。
プラセンタ注射をすると決めた理由
私は40代を過ぎたころから、突然おそってくる原因不明のめまい、動機、息切れに悩まされました。
体の変化をヒシヒシと感じるようになり、あれだけ順調だった生理も不順となり
「これって更年期?」と45才の時に思い切って今の婦人科のクリニックを受診しました。
血液検査の結果は、女性ホルモンの減少が確認できましたが、その時はまだ更年期とまではいかない「プレ更年期」という診断でした。
そして、ホルモン充填療法(HRT)+プラセンタ注射を提案されました。
(ホルモン充填療法についてはまた別で書きます)
女性ホルモンが減ることによって体の変化を感じツライ症状が出るのなら、それを補ってあげ、変化していく女性の体をメンテナンスするのは大切なのではと思いました。
提案された通り、ホルモン充填療法とプラセンタ注射をすることを決めました。
そして、治療内容の説明を受けました。
プラセンタ注射のデメリットやリスクは?
プラセンタは注射をうけると献血ができなくなります。
(ちなみにサプリメントの摂取では献血できます)
その旨を了承する同意書にサインもしなくてはいけません。
そこまで聞くと、何かリスクがある注射なのでは~?と少しひるんでしまいますが、プラセンタ注射は重篤な副作用も今まで確認されず長い歴史もあり安全だということを医師から説明されました。
納得した上で、私は献血はできなくなっても自分の体をメンテナンスしていこうと思いました。
何かを体内に入れるときは、薬でも副作用などのリスクがあります。
リスク、デメリット、効果、メリットなど説明も受け、自分でも色々と考えた上で決めました。
プラセンタ注射の効果は?
プラセンタ注射の効果としてあげられているのは、疲労の回復や自己免疫疾患・アレルギー疾患の改善、美肌・アンチエイジングなどなど。
病気の改善の他、美容効果も認められているようです。
私は、劇的な変化を感じるものはありませんでしたが、不調は確かに和らいできています。
それが効果なのかもしれません。
もちろん、不調が全くなくなったわけではありません。
めまいや動悸などはたまにあります。
ただ、更年期の症状としてよく言われる突然カーっと熱くなる「ホットフラッシュ」というのはいまだにないです。
職場の人や同年代の友達に聞くと、更年期の症状を全く感じないと言う人、私のようにめまいや動悸がありつらいと訴える人、突然熱くなりのぼせる人(ホットフラッシュ)、本当に人により症状は様々なんです。
プラセンタ注射の効果の感じ方も人により様々のようです。
ちなみに、通っているクリニックの看護師さんによると・・
- 効果をすごく実感してる人
- あまり分からないけれど、止めると不調になるので効果はあると思うと言ってる人
- 劇的な実感は感じられないけど以前より体調が良い人(←私はここ)
など、人によって違うのよ、とおっしゃってました。
更年期障害の治療でどのくらいの頻度で通えばいい?
私の通うクリニックでは、プラセンタ注射治療を始めた最初の1か月くらいは週に3度(少なくても2度)は来てほしいと言われました。
これって、忙しい人にとっては結構な頻度です。
でも、やると決めたので1か月間だけ週3で通いました。
1か月を過ぎてからは週1度にしました。(保険適用は1回1アンプル)
今は、10日~2週間くらい空いてしまう時もありますが、それでもやめてしまうよりは良いとなるべく通い続けています。
そのせいなのか、50代になり体調も落ち着いてきたのか、ひどいめまいや動悸、息切れなどはだいぶ改善されてきてます。
まとめ
かんたんにまとめてみました。
- プラセンタ注射は更年期障害の治療として保険適用できる。
- 献血することができなくなる(輸血を受けることはできます)
- 同意書を書く必要がある
- 一般的にプラセンタ注射は、更年期障害の治療薬として厚生労働省から認可され、美肌・アンチエイジングなどの美容効果も認められていると言われている
- 長い歴史があり重篤な副作用は確認されていない。
以下はわたしの場合です
- 保険適用された1回のプラセンタ注射の料金は1アンプル500円。
- 保険適用の場合は1回1アンプルのみ。2アンプル~自費。
- 注射の種類はメルスモン。
- 注射を受け始めた最初の1か月は週に2~3回通い、それ以降は週1回程度。
- 最初は腕に注射してましたが、青あざがよくできてしまったので今は腰のあたりにしている。
- 劇的な効果の感じ方はないが不調は和らいできている。
プラセンタ注射については色々なクリニックなどで紹介されてますが、以下のサイトにとても詳しく説明されてます。
参考 ⇒⇒⇒【2022年版医師監修】プラセンタ注射の効果は?後悔しないために知っておくべきこと